渡航前の予防接種
子どもを持つ親にとって悩ましいことの1つが海外渡航前の予防接種ではないでしょうか。
予防接種の地域ごとに推奨される種類については厚生労働省検疫所 FORTHというサイトの「海外渡航のためのワクチン」で確認できます。
https://www.forth.go.jp/useful/vaccination.html
東南アジアはA型肝炎、B型肝炎、狂犬病、日本脳炎、麻しん風しん(MR)、水痘、インフルエンザ、破傷風に印がついており、特にA型肝炎と麻しん風しん(MR)は渡航前の接種が推奨されています。
※2021年5月現在、日本脳炎のワクチンが不足しており幼児の定期接種でも予約がしにくい状況が続いています。接種希望の方は早めに病院に確認した方が良さそうです。
なお、子どものワクチン接種は日本のスケジュールと海外のスケジュールは異なります。そのため親は頭を悩ませるわけです。
トラベルクリニックでスケジュールを立ててもらうこともできるようですが、私が最初に連絡したクリニックでは初診料やカウンセリング料として最初に1人数万円必要と言われたので、かかりつけの小児科医と相談しながら接種を進めました。
そうでなくとも日本で接種したワクチンの合計金額は私と子ども3人分で133,000円でしたので、高額なクリニックにしなくて良かったと思います。
生後半年になると日本で日本脳炎(定期接種)やMR(任意接種=自費)の接種が可能となりますので、私はそれらを済ませてから渡航することにしました。これから渡航を考える方にも1つの基準になるかと思います。
ただ、バンコクであれば医療水準は非常に高く日本人御用達の病院も多いので、前述の通り日本脳炎の接種が難しい等あれば無理せず渡航後でも良いと思います。
私は日本人が多く住むプロンポン駅直結のデパート・エンポリアムにあるサクラクロスクリニックで子どもの追加接種のお世話になっています。
日系のクリニックでLINEで日本語でも予約できますし、母子手帳を見てタイと日本のスケジュールを教えてくださるのでとても心強いです。
LINEのリンクを貼っておきますのでご活用ください。